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2015.10.05 Monday

ギャラクシー街道

by 吉田智則

ごぶさたしてます吉田です。

「この秋、押さえておきたい美味しいもの、ぜひ教えて下さい♪」
かぁ! 難しいじゃないか大城っ!(笑)

ではそんな大城のリクエストにお応えして、
この秋オススメのハンバーガーはいかかでしょうか?

もうご存知の方もいるみたいですが、吉田ボイス、映画に初出演しております。
映画といっても弱虫ペダル劇場版です!とかじゃなく、それが。。。声だけじゃないんです。

ギャラクシー街道

映画『ギャラクシー街道』

脚本と監督 三谷幸喜

三谷監督にとって2013年の『清須会議』以来の新作映画です。
なんと今回は宇宙が舞台。
木星のそばに浮かぶスペースコロニー「うず潮」と、地球を結ぶスペース幹線道路である
通称「ギャラクシー街道」の小さなハンバーガー店に集まる宇宙人たちを描いた、
スペースロマンティックコメディーです。
主人公のハンバーガー店主には香取慎吾さん。
ノアの妻・ノエ役には綾瀬はるかさん他、豪華キャストとなっています。

吉田、この映画にちょろっと、とりあえず声優としてではなく、俳優として出演してます。
ただ、ご覧になってスクリーンで吉田の顔を探しても分からないと思います。
出演キャラクター全員が宇宙人の設定で、ボクはかなり特殊メイクをしているので…(笑)

この秋オススメのハンバーガーと言ったのは、この映画がほぼ全編、
この宇宙のハンバーガー店で巻き起こる物語だからです。

ハンバーガー店

昨年の三谷幸喜さんの舞台『紫式部ダイアリー』では
全く喋らないバーテンダーという、声優の特技をまったく封印された役柄を要求されましたが、
今回はもっといろいろ封印されていて、それはそれで大爆笑でした。
本当にお話を頂いた時はびっくりした〜。

完成披露試写会の前に関係者のみの初号試写というのがありまして、
はじめてスクリーンで演技する自分を見た時は、「おーーー!」と一人うなってました。

みなさん、ギャラクシー街道、ぜひぜひ見てみて下さいね!

ボクも次は渉さんのように、来年の大河ドラマでも狙っていこうかなと思っています(笑)
大河で渉さんと共演できたらそれはそれで感動だろうなぁ。。。


映画『ギャラクシー街道』、宇宙人だらけのロマンティックコメディです。
10月24日ロードショー!

この秋は、宇宙のハンバーガショップへ、いかがですか?

2015.07.30 Thursday

フォーティーン

by 吉田智則

お久しぶりです、吉田です。

夏になると読みたくなる本があります。

 『4TEEN』 
4teen

石田衣良さん著の青春物語です。
小説は前から大好きだったんだけど、この前、ドラマ化されたDVD版を見つけて観てしまいました。

東京湾に浮かぶ月島―。
ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学二年の同級生4人組は今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。
それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける。
もしかしたら、空だって飛べるかもしれない・・・

不治の病、援助交際、不登校、拒食症と過食症、携帯電話、恋愛、いじめ、孤独、自殺、満たされない思い、インターネット、出会い、家庭内暴力、DV、離婚、性、死、罪、アルコール中毒、不良グループ、プチ家出、夜遊び、妊娠、結婚・・・
出会ったすべてを精一杯に受け止めて成長してゆく14歳の少年たちを描いた青春ストーリー。


この4TEENがドラマ化されたことは知っていました。
でも、「映像化されたものは見たくないな・・・」と思って今まで観ないでいました。
なんか、映像にならない部分に魅力がある気がして。

東京の空の色、少年たちの息遣い、こらえきれずに零れる涙。
ダイの父親が死んだ日、隅田川の景色…。

確かに、目で見えるようにすることはできます。
でも、この小説は文字でないと表現できない…というか、その行間でボク自身が想像して、4TEENという青春物語を自分の物語として読んでいくことで初めて完成するような、そんな、良い意味で青臭くて、未完成で、現在進行形な味わいがあると思っていたんです。なんか、うまく言えない感覚なんですけど。

そんな原作への思い入れで、映像化された作品を素直に楽しめないかな? と不安だったけど…

とてもよかった。

この小説のもう一つの主人公は、東京の月島という街です。
東京湾にぽっかりと浮かぶ、埋立地の風景が、海の景色が、街に漂うもんじゃ焼きの匂いが、4人の少年の世界の全てといってもよいくらい、4人を包みこんでいます。
その東京の景色が、月島の海風の香りまでもがドラマ版では映像となって迫ってきました。内容も、とてもすがすがしくて、原作を本当に大切にしながら創ったんだな、と感じさせる出来でした。

ボクは“一生の親友”なんていないと思っています。
いや、ちょっと誤解されそうだけど、「オレたち一生親友だよね」とか「わたしの親友は○○ちゃん」なんて自覚してる親友なんて、どこか嘘っぱちな気がしてしまうのです。

別に親友とか、一生の友達じゃなくてもいいんじゃないか…。
ある状況の中で、すごく近づきあう仲のいい友人がいて、それがまた、翌年とか、状況が変わって関係が壊れてしまっても、でもその瞬間、そこでかわした言葉や、一緒にそこにいたというコト、それが純粋な関係だったなら、その記憶が親友を創るんじゃないかと思うんです。
ボクは14歳の頃の友人とは今では全く連絡を取りません。あの頃も、親友だなんて思って付き合っていなかったと思います。
でも、今だから思います。あの頃の友人はかけがえのないボクの親友だったんだなって。

14歳はまだ、自分を知るのに目いっぱい時間を使えるんですよね。
世界はどうしてこうなってるんだろう、とか、なんであの娘は振り向いてくれないんだろう、とか・・・そんな悩みを、足りないアタマで考えられる1年間が、一生の中でどれだけ贅沢な時間か。
いいことも悪いことも、なんでもできる、どこまでも飛んでいける…その自由さの象徴が“14歳”なんだと思います。

年をとってから14歳の頃を憧憬してしまうのは、その後の年月で多くの物を失ったからで、もちろん得た物もあるけど、失った物たちへの愛着抜きで当時を振り返れば、その年頃なりの生々しい人生があったんだよね、きっと。 
2015.04.24 Friday

最近のボイス

by 吉田智則

お久しぶりです、吉田ボイスです。

相変わらずテンテコ舞った日常を送っております。
さてさて、北飯さんのフリ、どーしたらよいのでしょう???

幸せですかぁ…
ま、ボクは俳優なので、役者的な幸せな出来事を。
 
まずは、前回の日記でご紹介した演劇企画CRANQ『止むに止まれず!』
2月に無事、幕を下ろすことができました!

止むに止まれず!

えんじん

なんだか、かなり時間が経ってしまった気がしますが、
観に来て下さった沢山のお客様、関わってくれた全てのみなさま、
本当にありがとうございました!
幸せな時間はアッという間に過ぎるんですね。ありがとう。。

そして3月にやっていたのが、人生初のコレ。

かちんこ

映画の撮影です。

daihon

コレです。秋公開です。お楽しみに!

そして、4月から関わっているのが、舞台です。

コレ。

チラシ

ボイス史上、空前の緊張感でのぞんでおります!(笑)

劇場

今日から劇場入り!
最後の追い込み中です!

こうやって、役者として関われる現場があることが、
幸せなのかもしれませんね。

精一杯、ガンバります。


吉田ボイス
2015.01.27 Tuesday

舞台漬けな日々

by 吉田智則

こんにちは、吉田ボイスです。

前回の日記ではパルコ劇場での東京公演真っ最中だった『紫式部ダイアリー』。
全国ツアー。終わってしまいました!
ファイナルは広島公演!いやーーーー凄かった。

お客様みんなの笑い声とか、みんなの気持ちが凄い舞台まで飛んできて、
終盤の大阪→松本→広島あたりのカーテンコールはずっと泣きそうでした(><)
観に来てくれた皆さん、一緒に舞台を作ってくれて、本当に有難うございました!

紫式部ダイアリー1

ステージには斉藤由貴さんと長澤まさみさんと自分しかいないけど、
ステージ横にはいつも見守ってくれている演出部スタッフ、音響スタッフ、
照明スタッフ、一回の舞台をやるのに、たくさんの人が力を注いで、
一緒に作りあげてくれます。
ボク一人では、何もできないし、演じられないです。

だから、大きいステージでも、怖くないぞ!
と思えるようになってきました。

今まで、50人くらいの一番後ろの人まで表情が見えるくらい小さい劇場から、
今回のように最大2000人規模のの大きい大劇場のところから、色々なところがあったけど、
どこで演じても、その思いは同じだから、大丈夫と思えるようになりました。

全国いろいろな所にいって、初めて行く場所もあって、
どこでも舞台を楽しみにしている人がたくさんいるんだ!!
と本当に感動したし、嬉しかった。

また必ず色んなところに行けるように、元気で演じていたいなと。ホントに思います。

お花を贈ってくれた皆さん、プレゼントやお手紙や、差し入れまで、
直接お礼言えなくてごめんなさい。ありがとうございました!

紫式部ダイアリー2



そしてあっという間に2月ももうすぐ!
演劇企画CRANQの『止むに止まれず!』が待っていますヨォ!
念願のCRANQでのシチュエーション・コメディ!
どうなるか本当に楽しみです!

止むに止まれず!


たくさん力もらったので、お返ししなければ。
ありがとうございますーーーー。

観にきてください、人生最大の自信作です。
ただそれだけです。


演劇企画CRANQ
『止むに止まれず!』

■期間/2015年2月10日(火)〜2月15日(日)
■劇場/ザ・ポケット

■作 ・ 演出/佐藤秀一

■キャスト
甲斐田裕子
船木まひと
生天目仁美
下田麻美
吉田ボイス
波多野和俊
松崎亜希子
白石 稔
高橋耕次郎

■日替わりゲスト
釘宮理恵 (アイムエンタープライズ)
佐藤利奈 (俳協)
中村繪里子 (アーツビジョン)
河原木志穂 (ケンユウオフィス)
儀武ゆう子
井ノ上奈々 (VIMS)
狩野茉莉 (アーツビジョン)
杏泉しのぶ (Theatre劇団子)


2014.11.24 Monday

吉田ボイスです。

by 吉田智則

お久しぶりの吉田です。

お久しぶり早々、とんでもないビッグニュースです!
もうご存知の方もいるみたいですが、吉田、改名いたしました!

「吉田ボイス」
となりましたので、今後ともよろしくお願いいたします!

まさかの、ボイス(笑)
「なんで改名?しかもボイスって!?」
という反応が当然ですよね(笑)

詳しい事情はまたあらためてお話するとして、
実は今ボクは、パルコ劇場にて上演中の舞台『紫式部ダイアリー』に出演中です。

紫式部ダイアリー

その稽古場にて、作・演出の三谷幸喜さんに名付け親になっていただきました。

三谷さん直筆ボイス

三谷さん直筆、コピー用紙の裏紙。。。

ま、改名、三谷幸喜命名。
それはそれでビッグニュースなのですが、
先日、親戚一同が震撼したさらなるニュースが巻き起こりました。

さすがに斉藤さん、長澤さん主演舞台となると、取材なども多く、
新聞などにものるのですが、サンスポに載った時は、
それでも誰にも何も言われませんでした。

サンスポ

でも、なんと!
三谷さんが朝日新聞にボクのことを書いてくれたんです。
ご自分が連載しているエッセイにて、ボクを主役にして!?
ズバリ! タイトルは「第三の男はボイス」

朝日新聞!

ななな、なんと!挿絵は和田誠さん!!!


『紫式部ダイアリー』という舞台は、
まったくもって完全に斉藤由貴さんと長澤まさみさんの2人芝居なのですが、
3人目の登場人物として、ボクが出てくる、というお話になっていることに
引っかけてのタイトルでした。

楽屋割

掲載された途端、親戚から電話やメールが入りまくり。
劇場では衣裳のワダエミさん(!世界のワダエミさん!)から、
「あなた、ボイスさん、新聞よんだわよぉ〜」と声をかけていただき、
あげく、お世話になっている翻訳家の小田島恒志さんからまで
「ボイスくん!読んだヨォ!吉田メタルさんとは兄弟ですか? って言われそうだね!」
という訳の分からないメールをいただき、
天下の朝日新聞の影響力を生まれてはじめて実感した次第であります。

現在、パルコ劇場にて東京公演の真っ最中。。
12月は大阪、名古屋、福岡、松本、広島と、地方公演が続きます。
全64公演。64回も舞台を続けるなんて、未体験ゾーンです。

憧れの三谷戯曲作品、パルコ劇場。
誠実に、丁寧に、心を込めて、最後まで演じたいと思います。

メイク

バーテンダー


そんな感じでボイスの2014年は舞台で完全燃焼しそうですが、
年明け早々、またまた舞台がありまして、その稽古も既に始まっています(笑)

止むに止まれず!チラシ表

演劇企画CRANQ
『止むに止まれず!』

■期間/2015年2月10日(火)〜2月15日(日)
■劇場/ザ・ポケット

■作 ・ 演出/佐藤秀一

■キャスト
甲斐田裕子
船木まひと
生天目仁美
下田麻美
吉田ボイス
波多野和俊
松崎亜希子
白石 稔
高橋耕次郎

■日替わりゲスト
釘宮理恵 (アイムエンタープライズ)
佐藤利奈 (俳協)
中村繪里子 (アーツビジョン)
河原木志穂 (ケンユウオフィス)
儀武ゆう子
井ノ上奈々 (VIMS)
狩野茉莉 (アーツビジョン)
杏泉しのぶ (Theatre劇団子)

止むに止まれず!チラシ裏

CRANQ稽古!

気心知れた同世代の俳優との稽古場は、また違った刺激に満ちています。

パルコの『紫式部ダイアリー』とCRANQ『止むに止まれず!』
全身全霊を賭けて挑まなければならない舞台が2本。
どーしよ。どーしよ。
まったく予想外の展開にアタフタしています。
死なないようにがんばりたいと思います。

そんなわけで、今年も舞台で暮れて、来年も舞台で始まりそうな感じです。
毎日があっという間に過ぎていきます。

物を創るって、凄い楽しい。
でも、簡単じゃない。だから楽しいです。


先ほどの朝日新聞の三谷さんのエッセイの最後の一節はこうでした。

「…というわけで皆さん、吉田ボイスを今後とも、よろしくお願いいたします。
画数も悪くない。決して、ご損はさせません。」


吉田ボイス

2014.08.10 Sunday

高尾山☆

by 吉田智則

どーも、吉田智則です。

『ナイゲン』ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
アイスクリースマスでございます。

さて、先日のお話。
お仕事だというのに遊んでまいりました。

 名物とろろ蕎麦

まずは名物の「とろろ蕎麦」を朝ゴハンがわりにいただいて。
どこに行ったかとゆーと…

高尾山!

高尾山!
ミシュランで星がついたマウントタカオです。

なんの仕事で高尾山などへ?

お世話になっているWebラジオ『katus-o フレーク』のメンバーと、
なぜか高尾山の山頂で収録!ということになったのでした。

ケーブルカーへ!

まずはケーブルカーで山頂付近まで。。。

いい景色!

気持ちいいいいいいいいい!!!!!!

山頂で!

山頂の石碑でみんなで青春☆

つりばし!

ちょっと怖いつり橋もあったりして。

アイス!

アイスクリームにはなぜか「ごま」をかけて食べるらしい。
そのまま食べても充分ウマいよ。

山頂のみんな

山頂にてピース(*^^)v

いやぁ、やっぱりいい空気を吸って美味しいもの食べて、
カラダ動かして話して笑って、って、いいですね。
公演の疲れを少し忘れられるひととき。

あ、このときひとつだけ後悔が。
山頂にあった「高尾山ビアマウント」ってゆうビアガーデンに行けなかったこと。

8月中に、またいってやる(笑)

このときの模様はラジオ『katus-o フレーク』で聴くことができます。
もしよろしければ是非〜♪


Webラジオ『katus-oフレーク』
http://www.hurrayhurray.jp/katsuo_flake/


2014.05.15 Thursday

赤い彗星のように〜吉田智則

by 吉田智則

そりゃもー加藤茶っすよ、中村さん。

さてさて、 『ナイゲン』、絶賛稽古中でございます。

今回の役は、吉田的に珍しい役柄。

心の中でイメージしたのは “シャア・アズナブル” と “ガルマ・ザビ”。

……いーんです、ボクの心の中だけのイメージなのですからっ!

出来上がりは、シャアやガルマとは似ても似つかない役になるかと思いますが。

ヨシダトモノリ


3倍返しだっ!


ご期待ください。



P.S  お次は夏にむけてオススメのダイエット方法を教えてくれるという上之薗です。
    どんな方法なのか気になりますね〜☆(笑)


2014.02.17 Monday

猫との生活

by 吉田智則


吉田智則です。
今年もよろしくお願いいたします。もー2月だけど…(笑)


昨年の年末から我が家に家族が増えた。

といっても子どもが出来たワケでも結婚したわけでもなく、一匹の野良猫だ。

2013年も暮れていく寒風吹きすさぶ12月のある日の深夜。
仕事が終わって、帰宅した時のことだった。
玄関を開け、ウチに入ろうとしたその時、アパートの敷地内のこじんまりした芝生の中庭で、
「うぅぅぅぅ…」という不気味なうめき声が聴こえた。
女の人のような、赤ん坊のような…

といっても怪談話ではない。
芝生から繋がるつつじの茂みを覗くと、そこには一匹の猫がうずくまっていた。
暗がりの中でボクと目が合った。
暗くてよく分からないが、猫は片目がほとんど開いていない状態。
それでも必死にボクを凝視すると、少しおびえたように後ずさりして、茂みの奥へ逃げようとした。
しかしその猫は意志とは裏腹に、まったくカラダが動かないらしく、その場で尻ごみしながら、
「うぅぅぅ…」と小さく唸っていた。病気か、ケガをしているらしい。
ボクは家に入って、冷蔵庫から鶏のささみを取り出し、軽く火で炙って細かく切って、
小皿にのせて、茂みに持っていってみた。

ずいぶんお腹が空いていたんだろう。
動けない猫は、それでもささみの皿に必死に顔を伸ばそうとした。
鶏肉を手にのせて猫の口元まで持っていってみる。
食べた。
もっと食べたがっている。

ボクは思い切って手を伸ばして、猫のカラダをヒョッと持ちあげた。
猫は思いのほか抵抗しなかった。きっとそんな力もなかったのかもしれない。
ボクは猫を抱きあげると、部屋に入った。
フローリングの床にマットを敷いて、その近くにストーブを置いて、
鶏肉のゴハンと、水を用意した。猫はまたたくまにその鶏肉を食べきった。

次に熱湯でタオルをしぼると、猫のカラダをふいてみた。
血だらけの顔を拭くときは少し嫌がったが、あとはほとんど無抵抗だった。

少しきれいになった猫を見ると、右目の上がパックリ切れている。
顔が血だらけだったのは、この傷のせいだろう。ほとんど目が開いていない。

ケガしてる

ひどい風邪もひいているようで、鼻水をダラダラ流していて、「シューシュー」と、
息もまともに出来ておらず、四足で立つこともできないらしく、マットの上で、カラダを横たえたままだった。

猫はその夜、ウチの床で眠った。ストーブの前で横たわったまま、まるで死んでいるようだった。

死にそう…

次の日、ウチの近くの動物病院にいって相談した。
さすがに連れてはいけなかったから、ボク一人で。はじめての動物病院にドキドキした。
スマホで撮った猫の写真を先生に見せると、
「たぶん他の野良猫とケンカでもしたケガでしょう。それと猫風邪もひいているみたいだね」という。
エサに混ぜる抗生物質を処方してくれて、最後にこう訊かれた。
「この猫、どうするの?面倒みるの?」
「あ、はい。元気になるまでは…」

こうして猫との二人暮らしがはじまった。

元気ない

ケガと風邪でよほどギリギリの体力だったのだろう。
最初の数日間はゴハンを食べる時以外は、ほとんど寝っぱなしだった。
なんだか可哀想で、床のマットの横に毛布を持ってきて、猫と並んで眠った。

それでも猫の回復力にはおどろいた。
10日もすると家の中を自由に動き回って、ニャーニャー泣きだした。
2014年のお正月には顔の傷もほとんど判らないほどになっていた。

横で並んで寝なくなった今でも、ボクがベッドで寝ようとすると近くにやってきて眠る猫。

腕で寝る

猫の寝顔を見ながら、こいつといつまで一緒にいるのかと考えた。

一度だけ、外に放して、ドアを閉めてみた。
1分もしないうちに、玄関前でニャーニャー鳴き出した。
ドアを開けると、つぶらな目をしてボクを見上げていた。

にゃー

それ以来、ずっとウチで暮らしている。

あたたかくなったら、外に出してあげたい、とも思う。
告白すると、ウチのアパートは、ペット厳禁なのだ(笑)

だから、猫に名前はつけていない。これ以上、情がわくのも危険だ。

「おい、猫」と呼ぶと、「にゃぁ〜」と言う。

桜が咲くころまでは、この二人暮らしを続けようと思っている。



P.S お次はボクの猫より驚きのペットを飼っているという東龍一の登場だっ!

JUGEMテーマ:日記・一般
2013.11.07 Thursday

吉田智則の代役な日々☆

by 吉田智則

どもども、吉田智則です!
いやー秋まっさかりですね。お元気してますか?
前回の日記担当の時、渉さんに「盆栽に凝っている吉田」と無茶振りされて2ヶ月…
月日が経つのは早いもんです。

今年の劇団あかぺら倶楽部は秋の公演がなく、劇団員みな好き勝手に…
いやいや、ソロ活動をガンバっているようです。
そんな秋。ボクはといえば、今年3本目の商業演劇、外部の舞台スタッフでテンテコ舞っておりました。
今回の舞台ははパルコ劇場40周年記念の作品。

チラシ☆

パルコ劇場40周年記念
パルコ・プロデュース公演
 
『ロスト・イン・ヨンカーズ』

コメディの王様、ニール・サイモンのピューリッツアー賞に輝く珠玉の傑作を、
なんと三谷幸喜さんが演出するという夢のような公演。

三谷さんと言えば、ニール・サイモンの大ファンというのは有名な話。
ご自分の劇団もサイモンの『サンシャイン・ボーイズ』という戯曲にちなんで
“東京サンシャインボーイズ” と名付けたくらい、彼をリスペクトしているんです。
しかし、だからこそ今まで決してサイモン作品を演出してこなかったといいます。
好きすぎるから手を出さなかった封印を解き、ニール・サイモンに初めて挑む!

企画を聞いてもーワクワクしました。
ちなみにボクはキャストではなく(笑)演出部スタッフとしての参加だったのですが、
そんなことはカンケーない!
とにかくこの舞台作りにぜひ参加したくて、即OK! していました。

3時間の大作の稽古期間は1ヶ月弱。
中谷美紀さん、松岡昌宏さん、草笛光子さんはじめ、すばらしいキャストのみなさんの稽古は、
空前の衝撃でした。
当初ボクの仕事は、「忙しい松岡さんの代役もやって欲しい」ということ。

ボクが注目していたのはモチロン三谷幸喜さんの演出です。
もちろん、その人間観察力から繰り出される演出はすばらしいんですが、
そんな三谷さん、ときどきとんでもない無茶振りをします。
急遽、明日の稽古を中谷さんが欠席することになったある日のこと。。。
ボクにススッと近づいてきて、、、

「吉田さん、明日、中谷さんの代役、演ってください」

「(えっ!…←ちょっと動揺してる)はい! ガンバリマス」

「あ、中谷美紀さんを演るんですから、“それなりの” 格好でお願いしますね」

「は、はい…」

…… それなりのって、なにーーーー????

一晩、悩みましたよ、台詞も覚えましたよ。
そしてボクが考えた “それなりの格好” が…

スカート!

そう、コレが “それなり”。
華麗な中谷さんに少しでも近づこうと、近くの洋品店でスカート買って履きました。
1980円… 2480円の方がもっと可愛かったんですが、500円ケチりました、はい。

そしてその日の稽古……
中谷さんの登場シーンまで裏で隠れていたボクは、直前にスカート履いて、
ドアを開けて登場しました。

三谷さんの爆笑を確認した後のことはあんまり覚えてません(笑)
中谷さんの代役はボロボロでしたが、まぁいいんです。笑ってもらえて。
これがホントの本末転倒といいます。

ダメ出しの最後に、三谷さんが言いました。

「あ、吉田さんのベラ(←中谷さんの役名)、とても素晴らしかったです。ただ一つだけ。
吉田さん本人が思っているより、そうとう気持ち悪いということはお伝えしておきます」

((+_+))。。。。。

こんな無茶振りは日常茶飯事で、稽古中は常にある種の緊張感がっ!
いつなんどき、無茶振りされるか分からないっ!うかうかしていられないっ(笑)

結局、ボクはほぼ全キャストの代役を演じ、台詞を覚えました。
憧れだった元 第三舞台の看板女優、長野里美さんの代役なんて、どーすりゃいいんだ、いやマジで…。

でも何とかかんとかやりまして、結果的にほとんどの役の台詞を覚えてしまったボクに、
三谷さんのさらなる無茶振りが。

「吉田さんに全役やってもらって、“1人ヨンカ―ズ” やりましょう」

「マジっすか? いいですけど、演出はもちろん三谷さんですよね?」

「いや、演出も1人で、そして休演日に1人でパルコ劇場で」

……(ToT)/~~~

もう完全にイジられている稽古場の新人状態です。
まぁそんな中年の新人吉田ですが、うれしい出来事もありました。
稽古の行き帰りの電車内で、ボクは三谷さん著の小説『清須会議』を読んでいたんです。

清須会議

いよいよ初日の劇場で、三谷さんに呼び止められました。

「あ、吉田さん、ちょっと」

「はい、なんですか?」

「ボクの本、持ってましたよね?」

「あ、はい」

三谷さんサイン!

独特な味のある文字で、カキカキとサインしてくれました。
ボクの名前を何も見ずにソラで書いてくれたこと、すごく、嬉しかった。

三谷さんは、人をイジるのが好きとか、無茶振りが好きなのではなくて、
ペーソスあふれる驚きと、ウイットに富んだサプライズを大切にしている人なんですね。

三谷さん

舞台裏に貼ってある写真…コレだもん(笑)
まぁそんな、気の抜けない稽古場でしたが、笑いと緊張感にあふれた毎日。
本当に刺激的な現場を経験できて、幸せな日々でした。

初日客席

初日、不覚にも泣いてしまった。

本番1

本番2

やっぱり舞台の稽古現場、真剣勝負なピリりっとした空気は良いものですね。
・・・・・今はホッとしながら、とても寂しい気分です。

ロスト・イン・ヨンカ―ズは、今、地方公演の真っ最中。
きっとみなさん、ガンバっていることと思います。

最終公演は12月の神奈川芸術劇場。
来月、あのカーニッツ家のみなさんに会いに行こう、そう思ってマス☆

大入り袋


P.S さてお次は中西さん!
    きっと抱腹絶倒な日記になること間違いなしですよ、お楽しみに〜☆
2013.08.29 Thursday

グータラ吉田の夏の選択

by 吉田智則

どうも、最近、盆栽にハマっている吉田です。。。。(-_-メ)

すみません渉さん、みなさんゴメンなさい<(_ _)>
実は、渉さんの前の回がボクの順番でした。

まぁそんなワケで、渉さんに無茶ぶりされてしまいましたが、
ここでそのフリを無視してはオトコがすたるっ!
無理やりですが、お気に入りの盆栽紹介コーナー!!(汗)

盆栽くん

イケアで購入した盆栽ならぬ観葉植物…デカすぎで絶賛持てあましております。
特に葉っぱがデカイのでホコリがたまるたまる。。。

そう、基本グータラです。
甘いもの好きの、だらしない独身オトコです。

ホントもう、自分でも呆れるくらいダメ男。
なかでも、とっても苦手なあることがあるんです。

その、あることとは、洗濯。
家事の中でも、料理はちゃんと作れば作るだけ美味しいし
掃除も目に見えて結果が出るので、比較的好きだけど、洗濯だけは嫌い。だいっキラい。

洗濯機で洗って、干したり、たたんだり、
「〜しなきゃいけない」ことがたくさんあって面倒くさいのです。

たとえば、

1. すべてが均等に乾くよう、計算しながら干さなきゃいけない

2. おのおの洗濯ばさみで止め、風に飛ばされるのを防がなきゃいけない

3. 乾いているかどうか、ちょこちょこチェックしなきゃいけない
     (乾きづらいデニムなど、頻繁に裏返さなきゃいけない)

4. 雨の心配したり、空気が湿り出す前、取りこんでたたまなきゃいけない

5. 所定の位置に、たたんだ洗濯物を戻さなきゃいけない

6. 場合によっては、アイロンをかけなきゃいけない


たぶん、1と3は基本やらない(笑)

とくにベランダに干して乾かした後、たたんで所定の位置に戻すのがホントーーーに嫌い。
電子レンジも炊飯ジャーもない我が家において(^_^;)、
生活水準に見合わない大容量のビッグドラム洗濯機を購入したのも、
一気に終わらせたいし、なるべく手間をかけたくないため。
あ、でもビックアウトレット館で、ちょー格安でしたが(笑)

ビッグドラムくん

そんな洗濯ものぐさなボクに先日、大変な出来事がありました。

春までフローリングの床に敷いていたラグマット。
毛足が長いラグ。8月の猛暑で、汗ばんだ肌にベトベトへばりつく。
夏が終わるまではすっぴんの床で生活しよう!

「そうだ、この機会にこのラグ、干して日光浴させよう!」

とある朝、ベランダに干して仕事に行きましたとさ。

ラグくん

そしたら今年頻発した夕方のゲリラ豪雨…(ToT)/~~~
そう、夜帰ってきたボクが目にしたのは、びしょびしょグッチョングッチョンに濡れた
200cm×200cmの大きな塊だったのです。

しょうーがないのでその夜はそのまま干したまま。
翌日も乾かそうとそのままベランダに放置で仕事へ。

そしたら、そしたらまたゲリラ豪雨……(怒)

そうやって放っておかれたラグが、3日目にはゾウキンのようなイヤぁーな匂いを発しはじめました。

きーーーっ! ついに決断!

ボクはそのままラグを風呂場の浴槽にブチこみ、液体トップをふりかけ、
シャワー全開でジャブジャブ洗いました。

しかし2m四方のラグ、もちろん我が家のビッグドラムといえども乾燥機にかけられません。
仕方なく、またもやベランダへ。

翌日、朝起きるとシトシトと雨が……


ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ−−−−!!!


ドピーカンが数日続いたウチに、やっちまえばよかったなぁと、
ちょっと臭いラグを眺めながら悔やんでいるわけです。

この分だと、もうクリーニング屋に持ちこまないといけないかも(汗)。

あなたは、どんなですか?

洗濯、好き?


さて、もう8月も終わり! 秋の気配ですね〜。
9月からボクの舞台活動はといえば、
三谷幸喜さん演出の『ロスト・イン・ヨンカ―ズ』の稽古に参加します。
ニール・サイモンに三谷さん初挑戦! の意欲作、ワクワクです。



P.S
お次はちゃんと順番が戻りまして、ボクとは18年の腐れ縁!(笑)
田中秀一の登場です!
そろそろ本格的なロードバイク購入を企んでいるという秀ちゃん。
きっと大爆笑まちがいなしな日記となることでしょう。

みなさま、お楽しみに☆

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