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2008.01.25 Friday

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

by 阪爪優介


皆さんこんにちわ!
年が明けてもうすぐ一ヵ月がたとうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
¨あかぺらの のび太¨こと阪爪優介です。
この前通りすがりの女性に興奮気味に「高橋さんですよね?!」と言われた阪爪です。
高橋さんて誰…?


さて、最近僕は“自分が面白いと感じた出来事を、上手い具合に人に伝える”事にこだわっています。要するに“すべらない話”ですね(笑)。
芝居にも通ずると思うのですが、伝えたい事を如何に料理して、如何に表現するのか?難しくもあり、非常にやりがいのある事です。

今回の日記はそんな部分を気にしてみたお話です。

僕が専門学校に通っていた時、同じクラスに好きな女の子がいました。
心ちゃんと呼ばれていたその子は、明るくて独特のユーモアを持った女の子でした。
臆病だった僕はなかなか話し掛けられず、同じクラスの仲良しグループで集まった時も空回った態度しか取れず、思うように仲を深めることができませんでした。
そんな中、僕はチャンスをなんとか作り二度告白しました。
一度目はフラれ、二度目は相思相愛になったものの、突然三日後に「あなたとはそんなんじゃない」と、やっぱりフラれました。
仲の良い友達の関係でいようと言ったものの、気まずい関係が続きます。

そんなある年の冬。
街中が鮮やかにライトアップされる、クリスマスの出来事です。

僕は『人に未練がましいと思われても構わない!僕はやっぱり心ちゃんが好きだ!よぉし!クリスマスに心ちゃんを誘って、クリスマスプレゼントを渡すぞ!』と三度一念発起し、友人に相談してみました。「六本木の大通りは、クリスマスの時期に木々がライトアップされて綺麗だぜ」というアドバイスの元、心ちゃんを六本木に誘おうと四苦八苦します。
『クリスマスに六本木に行かないっすか?』
「…うん、いいよ。ただ…」
心ちゃんは仲の良い友達、エリちゃんも誘おうと予想外の発言。
『(あれ?エリちゃんは彼氏と過ごすんじゃないの?さらに、僕はエリちゃんとそんなに仲良くないぞ?)』
そして僕のプランをよそに、当日は僕と心ちゃんとエリちゃんの、よくわからない三人が集合しました。
心ちゃんに渡すクリスマスプレゼントとして、僕は少々高額な暖かそうなコートを用意しました。プレゼントは値段ではないとは言え、冬が苦手な心ちゃんにはバッチリのプレゼントだろう!と、熟考の末選んだものです。
六本木の大通りを歩きながら、エリちゃんと楽しそうに話す心ちゃん。エリちゃんとはあまり仲良くない為、二人の後方を静かに歩く僕。
プレゼントを渡す機会をなかなか得られず、いよいよみんなの帰る時間になりました。
エリちゃんは地下鉄の路線が違うため六本木で別れ、心ちゃんと二人で帰ることになります。
「結局、今日は何の為に呼んだの?」
心ちゃんの言葉をよそに、今がチャンスだとばかりに僕はプレゼントを渡しました。
「あ…ありがとう。コートね、うん」
と微妙な反応の心ちゃん。
『(よっしゃー!プレゼントを渡せたぞ!作戦成功だ!)』
と三度目の正直とばかりに、自分の想いを伝えられた達成感で胸一杯の僕。
後日…専門学校を卒業するまで、心ちゃんは僕のプレゼントしたコートを一度も着て来たことはありませんでした。

数年後、彼女と会う機会がありずっと疑問に思っていたコートの事を聞いてみました。
「あぁ、あのコート?大掃除の時にゴミと一緒に間違えて捨てちゃった」


嗚呼、一万五千円のコートよ!
嗚呼、クリスマスの六本木のなんて綺麗な事か!
そして、ビバ勘違い片思い!

その後彼女は「幸せになってね」という言葉を残し、地元に帰っていきました。




ちなみに最近お気に入りのアーティストはサンボマスターです。
ロックンロール!

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