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2010.01.20 Wednesday

最終電車

by 小池美輪

こんにちわ。
こいけみわです。
最近のマイブームは『おしるこドリンク』です。

さて先日、終電で帰宅途中に男女の修羅場に遭遇しました!!

通常、赤の他人の修羅場を一部始終目撃することなんて無いと思います。
街中でチラっと出会っても、野次馬になる程ヒマじゃないし、ヒマがあっても「何見てんだコノヤロ〜」的なとばっちりがないとも限りません。

そう!
現代社会においては「赤の他人のトラブルは出来る限り回避!」が正しい選択なのです。

ところが、今回の現場は込み合う最終電車。
トラブル回避の為に、電車を一本やり過ごすことも出来なければ、こっそり隣の車両に移動するのも逆に目立ちます。

最初は人混みの向こうから何やら揉めてる声が聞こえて来るだけだったので、たいして気にせずにおりました。

しかし電車がN駅に到着した時、ドア付近に立っていた私の目の前で突如クライマックスが繰り広げられたのです!

今回は、その時の模様を皆様にお伝えしようと思いま〜す。



「もういいからっ!」

というセリフの直後、泣き腫らした顔の女性が1人下車しました。

その後を追うように

「お前も降りろ!!あいつん家に泊まればいいだろ!!」

と言う怒声。
ほぼ同時に男が1人、電車から転がり出ました。
まるで誰かに突き飛ばされたかのように。

あ、怒りの声の主は女性です。
転がり出たのは結構なイケメン君。

泣いてる女性、イケメン、怒ってる女性…。
この3人の三角関係がMAXにもつれ合っている事は、瞬時に把握出来ました。

きっとイケメンが2人の女性を弄んだに違いありません。
悪い男だっ!

ところが…

「終電だから乗って!」

と泣き顔の女性が、降りたばかりのイケメン君をドアに向かって突き飛ばしたのです!(ドーン!)

でもドアには怒れる女性の鉄壁のガードがっ!

「あいつん所に泊まれっつってんだろっ!!」(ドーン!)
イケメン君は跳ね返され、再びホームへ!

泣いてる女性は再び「私はいいから電車に乗って〜!」(ドーン!)

イケメン電車へ!…しかしよろめいて電車の車体に激突!(ドォーーン!!)

泣いてる女性、更に号泣しながらイケメンを押し込む!
「お願いだから…乗って〜!!」(三度目の正直っ!ドーン!!!)

しかし!
そこには何があろうと車内に入れまいとする、仁王立ちの怒れる女!

こ、怖いっ!恐しすぎるっ!!
イケメン、恐怖に思わず足がすくむ!!


ぷっしゅ〜〜〜!!


ドアが閉まって試合終〜了〜!!
私を含めた乗客は呆然と成り行き見つめておりました。
緊迫するテニスのラリーを息を詰めて見守る観客の様に。

勝者は車内の怒れる女性…なのかね??

1人電車に残った女性はさぞ気まずい思いをしていらっしゃるのではと思ったのですが、

「あの2人さぁ、絶対デキてるよ!」

ん?マナーも気にせず車内で電話です。
怒りのおもむくまま、誰かに凱旋報告をしている模様です。

「絶対出来てるって!!
だって降りろって言ったらスンナリ降りたもんっ!!」

ええええっ?
ススススンナリっっ??

その時の観客…いや、乗客の気持ちはひとつだった筈です。


あれがスンナリである筈がない!!
あなたの中で、あの熱い闘いは無かった事になっているのですか??
確かにイケメン君自身が一体どうしたかったのか、全く分かんなかったけど。
でもでもっ!
あの闘いでイケメン君が意志表示をする余裕はなかったじゃありませんかっ!!
まるで木の葉の様に翻弄されてましたからね〜。

イケメン君の明日を案じます。
合掌…。
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