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2012.10.24 Wednesday

『MEGA MAX』

by 清田和彦

 仮面ライダーの映画「MOVIE対戦MEGA MAX」、最高ー!!
この映画は5部構成になっていて、「フォーゼ」「オーズ」「ダブル」の外に伝説の7人ライダーも登場します。

 特に僕の印象に残っているのは第4部。フォーゼ編です。
天ノ川学園高校は文化祭の真っ最中。弦太朗は空から落ちてきた(!)謎の美少女を助けます。皆に話しかけられても、不思議そうな顔をして何も答えません。首をかしげるばかりです。彼女の名前は美咲撫子。昴星高校の生徒のようです。
 そこへ、いきなり敵が現れます。弦太朗はフォーゼに変身して戦いますが、その戦いを興味深く見守っていた撫子も、いきなり変身しちゃうんです。「仮面ライダーなでしこ」の登場です。これが何故かフォーゼそっくりのフォルムなんです。
なぜ変身できるのか? 弦太朗はそんなことは気にしません。何故か高い所に行きたがる撫子と一緒に遊園地やビルの屋上へ。ちょっとしたデートですね、これって。
撫子は弦太朗と同じ行動を取り、弦太朗と同じ言葉を話し、弦太朗が笑うと笑います。弦太朗と撫子は急接近です。そんな撫子に弦太朗は青春一直線です。
でも、撫子のその行動、実は単なる反射行動。撫子の正体、それは宇宙から飛来した液体金属状の宇宙生命体「SOLU」だったんです。
「SOLU」は見たものを何でも真似て、復元・精製することさえ出来るのです。だから、偶然見かけた本物の撫子と同じ姿になり、仮面ライダーにも変身できたんです。
仮面ライダー部の面々は、弦太朗に諦めるように説得します。でも弦太朗の一途な想いは変わりません。「好きなものは好きなんだ」と。
そして、感情を持たないはずのSOLU/撫子が、本当の笑顔を弦太朗に見せた時、財団Xが襲い掛かります。未知の力を秘めた「SOLU」を、財団Xは狙っていたんです。
弦太朗は撫子を守ろうとしますが、敵の猛攻に、撫子は液体金属状に戻され、捕らえられてしまいます。それを目の当たりにした弦太朗、あまりのショックに戦うことができません。そんな弦太朗を見た仮面ライダー部の面々は、持てる力を振り絞って戦います。彼らは弦太朗を守る為に戦うんです。とても敵う相手ではないのにです。
「今は思う存分泣け。君が泣く時間くらい、俺達が作る!」
弦太朗が悲しむ時間を作る為に、彼らはぼろぼろになって戦うんです。
何も言わなくても、気持ちが伝わるんですね。相手を思いやる気持ちを持ってるんですね。
さすが弦太朗の『友達』、仮面ライダー部! ・・・ちょっと羨ましいな。
もちろん、仮面ライダー部のその気持ちは弦太朗に伝わります。
撫子を失った悲しみを乗り越え、弦太朗はフォーゼに変身して戦うのです。

 第5部では、全ライダーが集結し、財団Xを打ち倒します。
その後、弦太朗は街で本物の撫子を見掛けます。でも、本物の撫子は弦太朗を知りません。弦太朗はただ撫子を見送るだけ。でも確かに、「撫子」は弦太朗の心の中に。

 僕的には、この弦太朗と撫子と仮面ライダー部のエピソードに大感動です。ちょっとうるうるです。
やっぱり「人を想う気持ち」って良いモノですね。
でも、「自分を通して相手を想う」のと、「相手のことだけを純粋に想う」のとでは、どちらが良いんでしょうね。

 そして、フォーゼはもうちょっと続くのだ。映画版でね。
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